レバレッジという考え方


FXを日本語で表すと「外国為替証拠金取引」となります。通常に、例えば海外旅行で持ち帰ってきた外貨を日本円に戻すときのように、通貨と外貨を交換していくだけであれば、それは外国為替取引となります。
それでは、この間に入っている「証拠金」とは一体何なのでしょうか?
この投資取引は、通貨の為替レートの変動を利用して、その価格差を使って利益を上げていくわけですが、その価格差はほんのわずかなもので、よほど変動の大きな通貨の組み合わせを狙うか、もしくは大金を投入して通貨の売買をしていかない限りは、キチンとした利益を生み出すことはできません。
そこでFXの登場となります。さきほどの証拠金の部分ですが、ここがカギになってきます。
FXでは証拠金を取引業者に預けて信用取引をすることで、少額の資金で多額の投資を行うことを可能にしている取引方法になり、これをレバレッジと呼んでいます。
例えば、レバレッジの倍率が10倍の取引業者を利用すれば、1万円の資金で10万円分の取り引きを行い、その利益を受け取ることができるのです。

レバレッジを利用して投資取り引きを行う利点は、やはり少ない資金で大きな利益を生み出すことができるという事でしょう。
例えば、たくさんの情報を得て、予測も充分にシミュレートしてほぼ確実に利益が出る状態があるのに、手持ちの資金が小さすぎてその利益もスズメの涙だった、では、やはり投資取引としての旨みはありません。
しかし、こういう決定的なチャンスを掴んだ時に、もしレバレッジが使えるとしたら、これは使わない手はないと思います。
このように、自分の投資方法にあわせて効果的に戦略的にレバレッジを用いることができるのが、最大の魅力でもあるでしょう。
もちろん、利益が大きくなる分、万が一損失を負った場合もリスクが増えるので注意が必要です。使いどころをしっかりと考えて、いつでも乱発しているようでは、利益どころか多大な損失を背負ってしまうかもしれません。

FXにはこのレバレッジの他に、通貨の金利差を利益にするスワップポイントというものがあります。
外貨貯金に、同じような通貨同士の金利差を利用する資産運用がありますが、外貨貯金の場合は定期預けで、かつ手数料が高いことが多く、その点FXであれば、手数料もほとんど考えずに済みますし、いつでも売りたいときに売ってしまうこともできます。
レバレッジを使用しなければ、ゆっくりと時間をかけて、より使い勝手のよい外貨貯金のように利用することもでき、また短時間で集中し、積極的にレバレッジを用いて利益を積んで儲けていくことも出来る……、それがFXなのです。